今週末 6年ぶりに里帰りの予定
高速バスやら
新幹線やら乗りついで
一人旅は 20年ぶり
一応 都会っ子(!)時代もあったし
大学時代は 独り暮らしだったし
乗換なんか 苦にならないんだけど…
ツネヒゴロ パパの運転
隣で爆睡
なので
(長距離には 準備が要る
前の晩は睡眠不足 だから!)
とはいうものの
『運転好きのくせに カーナビ通りに走れないうえに
帰巣本能はあっても
地図が読めないパパ』と
『運転技術と帰巣本能は無い
けど
地図が読めるナビゲーターかあさん』
という 普通とは真逆の組み合わせのため
高速以外は地図と首っ引きなんだけど
でも!
一人旅!! は久しぶりだからっ!!!
只今 検索中
(650km 自力走行
なんて ムリ
)
で、「里帰り」で思い出す話を…
「40年ぶり」とブログトップにうたった通り
子供の頃に 柴系MIX
を飼っていました
ママが小型の柴の猟犬
パパがスピッツ
子犬のころは パパ似の 白くてふわふわのコでした
長じて 毛色は白 毛並みは柴
つまり 見かけは 白柴
の女の子
今と違い ほとんどの犬は 外飼いが当たり前で
避妊などしないのが普通
毎年 子犬の始末(!)に困っていました
何度か 貰い手がついて うれしかったことを覚えています
名前は ママの名前「マリ」からとって
「メリー」としました
賢くて 叱られたことは 二度とせず
家族に教えられた人に吠えることもなく
(なな
見習って!)
夜中に外のトイレで父が倒れたことを知らせてくれたり
と 近所でも『名犬』の誉れ高いコでした
父の仕事の関係で 都会の社員寮に移るため
母の実家で飼ってもらうことになり
年に一度ほどしか会えなかったのですが
どんなに違う車で行っても
数百メートル手前のあたりで気づいて
吠えはじめたそうです
「めったに吠えないのに
5分くらい前から うるさかったわ」 と
そして
最後の夏も
やっぱり 少し手前から騒いでいたようでした
車を降りるのを待ち切れずに
鎖いっぱいで 首輪が締まるのもおかまいなし
ちぎれるほど尻尾を振る
まさに そんな感じでした
その夜 エサを済ませ
少し遊んで
朝には もう動きませんでした
年齢的には 少し早かったと思います
今にして思えば その頃の飼育状況では
フィラリアか ネギ中毒の貧血
あるいは癌 も疑われますが…
本当のところ 吠えたり遊んだりする体力は
もう なかったのかもしれません
少し痩せてはいても 元気そうに見えましたが
私が布団の中で泣いている間に
祖母宅が見える山に葬ったそうです
以来 父は 犬だけは飼いませんでした
(熱帯魚や小鳥など ひっきりなしでしたが)
実家では
「メリー」は 唯一無二の犬 なのかもしれません
ふりかえって なな
さま
御近所では「お犬様」
家族には「バカ犬」呼ばわり…
せめて 警戒心が少なくなるよう
大事に育てるつもり でも
家族相手に 「う~っ
」は…
おもちゃも エサ皿も 守らなくていいから!
と 怒鳴ってしまう 毎日 なのでありました